maison&objet  
・はるばる来ましたパリノール見本市会場 2001.september >>>
まず、駅からすぐのパリノール見本市会場の大きさにびっくり。ちなみに東京ビッグサイトは東京ドーム6つ分入るそうですが、こちらは7つ分は入るのではないかと思うほど。例えば左の写真、動く道路ならぬ動くベンチ?他にも移動用のバスが走っていたりと大がかり。広い館内をどれほど歩くことになるのかと、最初から軽いめまいを感じました。(でもハイムテキスタイルはもっと広いとか・・?もうめまいどころではありませんね。)
東京で行われるギフトショーと比べることが適当かどうかわかりませんが、東京でみるそれよりディスプレイや空間の使い方が自由で大胆・・に感じました。ただ囲っただけのブースにしない空気感。(もちろん、あまり工夫のないただ並べただけ展示もありましたが。)聞くところによると各社ブース作りは2週間位前から始まるとのこと、ギフトショーでは業者による下準備はあると思いますが、そんなに時間をかけることはないのでは?また6つに分けられたネリーロディのトレンド提案や、ピンク色で統一された『hand made』など、その展示ホールにあわせたピックアップコーナーは秀逸です。

貴族的な家具、豪華なタペストリーなどは、さすが確かな歴史と伝統を感じさせます。そしてフランスはじめヨーロッパでは昔から人気の高いアフリカ物は日本ではあまりなじみがなく新鮮。が個性が強すぎる為、日本ではまだ当分難しいのかもしれません。97年ころからブームとしてあるzenスタイルもすっかり定番、オリエンタリズムというより、ずばり『和』ものが目立ちます。しかしよく見るとそれらは微妙な加減でミックスされ新しい『zen style』に変化しているようです。パリで活動している日本人クリエーターのブースでは着物をリフォームしたバッグや小物が注目を集めてました。さて今回初めて行ったメゾン・エ・オブジェで何より楽しかったのは若手クリエーターのブース。遊び心あるクリエーションは見ているだけで楽しいものでした。次のページでは『now!』で出会った素敵な雑貨やクリエーターを紹介します。